町田市 小児科専門医 しのはら小児クリニック

しのはら小児クリニック

Shinohara Children's Clinic

194-0003

東京都町田市小川1-2-8

042-795-3003

内分泌疾患について

どんな疾患があるのでしょうか?

代表的なホルモンとよく見る疾患・症状を簡単にご紹介します。こどもに生じた場合の症状を主に書いてあります。

クリニックで出来ることは限られていますが、気になる症状がおありの場合にはご相談ください。必要な場合には検査や治療の可能な病院をご紹介致します。

1

成長ホルモン

下垂体前葉(大脳の底にあるサクランボのような臓器)から出ます。

1)分泌過剰

高身長、おでこやあごが出っ張る。非常にまれです。

2)分泌低下

低身長。成長ホルモン分泌低下性低身長症といいます。(以前は下垂体性小人症といってました。)低身長のお子さんに時々見られます。成長ホルモン注射による治療が必要です。

2

甲状腺ホルモン

甲状腺(前頚部にあります)から出ます。

1)分泌過剰

イライラして落ち着かない、脈拍数が多い、発汗量が多く皮膚がしっとりする、暑がりになる、食欲は増えるが体重が減る、前頚部が腫れる、眼球突出などを示します。

甲状腺機能亢進症といい、小児ではほとんどがバセドウ病です。

まず内服薬でコントロールします。

2)分泌低下

動作が遅くなる、脈拍数が少ない、発汗量が少なく皮膚が乾燥する、顔や手足がむくんでくる、前頚部が腫れる、便秘になる、小児では身長の伸びが悪くなるなどを示します。甲状腺機能低下症といいます。新生児期から分泌低下を示す場合、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)といい、新生児スクリーニングの対象疾患になっていますので赤ちゃんのうちにほとんどが発見されます。

甲状腺ホルモンを内服します。

3

抗利尿ホルモン

下垂体後葉から出ます。尿を濃くする働きがあります。

分泌低下

薄い尿が沢山出ます。尿崩症といって、1日5〜10リットル水を飲む場合があります。

4

性ホルモン(男性ホルモンあるいは女性ホルモン)

男子では睾丸(精巣)、女子では卵巣から出ます。

下垂体前葉から出る性腺刺激ホルモンにより分泌がコントロールされ、小学校高学年から中学生にかけてだんだん分泌されてきます。

1)分泌開始が早すぎる(男9歳未満・女7歳未満で出現)

あまり早いと成長が早く進行しますが、早く止まってしまい、結果的に低身長になる場合があります。

2)分泌開始が遅すぎる(男14歳・女13歳でも出現しない)

二次性徴出現が遅い場合を思春期遅発症といいます。ほとんどはゆっくりと経過を見ていれば良いのですが、中には治療が必要な場合があります。

3)分泌過剰

特に女子で男性ホルモンが過剰に分泌されると、男性化(ひげや体毛が濃くなる、声が太くなる、体型が男性的になるなど)という症状が出ます。検査が必要です。

5

副腎皮質ホルモン

副腎(腎臓の上にある小さな臓器)から出ます。

1)分泌過剰

比較的急速に肥満になる、にきびが多くなる、体毛が多くなるなどの症状が出ます。クッシング症候群といい、原因はいろいろですが、検査と治療が必要です。

2)分泌低下

疲れやすい、皮膚の色が黒くなるなどの症状が出ます。新生児期から分泌低下を示す疾患に先天性副腎過形成があり、これも新生児スクリーニングの対症疾患となっており早期に発見されます。副腎皮質ホルモンの内服が必要です。

ご相談をご希望の方へ

ご説明はゆっくりとおこないたいと思います。

出来ればあらかじめお電話いただき、ご来院下さいますようお願いいたします。

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